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算数・数学はこうして得意にする!|ケアレスミスを減らす方法

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「ケアレスミスがなくならないのですが、どうしたらいいのでしょう?」

 これは私が過去受けてきた学習相談のなかでも非常に多く、しかも解決法がはっきりしないものでした。そこで私はその問いに対し真っ向から向き合い、長年の経験を活かし、いくつかの答えを出しました。

 それが『算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本』という2012年10月に私が上梓した本です。
 この本は「算数」とテーマをくくってありますが、実際には小学生に限らず、中高生にも通用する重要な内容をまとめてあります。

 そこでこのページでは、その本に私が記したことを元に、いくつかの実例を挙げながらケアレスミスの対策について考えていきたいと思います。

 ▼  ケアレスミスは、なぜ起こる?
ケアレスミス。
いやな響きですね。
でもケアレスミスは必ずしも「悪」ではありません。
ケアレスミスに向き合い、ミスを大切にすることで初めてミスしない状態がつくり出せるのです。
私は「人は失敗からしか学べない」という立場に立ちます。
その意味ではミスは成功の母、欠かすことのできないものなのです。

さて、ミス(ヒューマンエラー)にも様々ありますが、すべてのミスに共通することがひとつあります。

それは「習慣化した無意識の行動のなかで発生する」という点です。

第一に「習慣化した行動」について。

人間は、初めてのことには、それなりの慎重さをもって臨みます。
しかし、毎日していることや、いつも同じプロセスを経て行うことに対しては、あまり注意が向かなくなります。
ここで生じるのが「ケアレスミス」です。

いつもやっていることに対しては過信が生じます。
これがミスの確率を大幅にアップさせるのです。

第二に「無意識の行動」について。

意識せずにとる行動というものがあります。
たとえば、家のなかを歩くとき、わざわざ足元を見て歩いたりしません。
また、いつも通っている学校に通学するときや、会社に通勤するときにいちいち通勤経路を確認したりしませんね。

ほかにも無意識の行動はたくさんあります。

その多くは慣れているためにミスはしません。
しかし、その行動のなかに、少しだけいつもと異なる要素(=変化)が加わることで、ミスの確率が上がります。
算数数学でいえば、少しだけ数字設定が変わったり、条件が少なかったり、図の向きが異なったり。 その「小さな変化」に注意が向いてしまい、いつも行っている計算や作業に向けていた注意が低下します。
その結果、いつもならできることに対してミスが出るのです。

人の注意力には「総量」というものがあります。

10の注意力がある人が、いつもと異なる「小さな変化」に5の気を取られてしまえば、残った5の注意をもってして正解することが難しくなります。
一方もし、もともとの注意力が15の人がいるとすれば、同じ場面でも10の注意が残ります。

ということは、もともとの注意の総量を高めておくことができればよいということになります。
これが「無意識を意識下におく」ということです。

ふだん意識していないところまで意識して臨めば、注意の総量が上がり、失敗する可能性が下がります。

とはいえ、無意識をコントロールするのは難しいことです。
まずは無意識の行動を無意識だと認識すること(メタ認知)から始める必要があるのです。

たとえば野球のピッチャーにとっては、ストライクが正解でボールがミスだといえるかもしれません。
ところがプロ野球の投手であれば、ストライクとボールを自在に投げ分けることができますね。
これがコントロールです。
「コントロールする」とは、好きなときに始めて、好きなときに終わらせることを言います。

ボールを投げるというのは、意識的にミスするということです。
これができる人だけが、ミスを意識下におくことができるのです。

算数数学でいえば、反射神経的に問題を解くのではなく、その都度立ち止まって手の動きをコントロールすることが重要だということです。

 ▼  ケアレスミスの種類を知る
算数・数学のミスは以下の5つの段階に分類できます。


みとり」のミス(いわゆる問題文の読み間違い)。

りだし」のミス(使うべき知識・公式・定理を取り違える、使い間違える)。

いかえ」のミス(文章を立式したり図や表に直していく段階でのミス)。

すびつけ」のミス(演繹的思考、帰納的思考におけるミス)。

めくくり」のミス(ほとんどが計算ミス)。


これらは「算数数学で必要な5つの力~よわいむし~」と対応します(それぞれの詳細はこちらをご覧ください⇒【算数数学の5つの力】)。
 ※このHPのアドレス「yowaimushi.com」はこの「よわいむし」の5つの力に由来しています。

我が子(もしくはあなた)が「よくやるミス」がどのタイプなのかをよく知ることが、ケアレスミス克服への近道です。

 ▼  ケアレスミスの克服法
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これはぜひ『算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本』をご一読いただきたいのですが、ここではひとつだけ指摘しておきましょう。

実は、努力によって誰にでもケアレスミスを減らすことが可能です。

その方法は、解法選択において常に「ミスしにくい方法」を選ぶことです。そしてそのための方法を学び貯えることです。

これはある意味「守りに入る行為」と言えるかもしれません。
しかし、こと算数数学においては「攻撃より防御」が圧倒的に重要です。

サッカーや野球などのスポーツは、点数を加算していきどこまででも増やせます。
一方、算数数学の得点というのは満点が決まっていてそこから減点されるスタイルがふつうです。

ですから、失点をいかに防ぐかが勝負になるのです。
これが「攻撃より防御が重要」と言える理由です。

それぞれの単元や分野において、ミスしにくい解法というものが存在しています。

単に思いついた解法の流れに乗ってなんとなく解き進めるだけでは、決してスピードアップやミスの減少は望めません。問題の解法を割り出す際に、ミスしにくい方法を選択することが重要なのです。

「全自動洗濯機」ならぬ「全自動選択機」のようなお子さんがいますが、やはりケアレスミスが多い傾向にあります。

選択を手動にすることがケアレスミス克服の近道です。

その具体策は、塾の授業のなかで長い時間をかけて学んでほしいと思います。

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