中学受験お悩み相談室

元のブログ(2018/12/6)はこちら

12月になりました。

ついこないだまで夏だと思っていたのですが。

我が塾も次年度のことを本格的に考えなくてはならない時期。

特に来年は設立5周年!

ということで何かを大きく変えたいと思っているのですが、あまり変わらなさそうです・・・。

まあ現状維持も悪くはないかと思ってはいます。

赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット

クイーンズスクエア横浜のツリー

さて今日は、中学受験も迫ってきましたので、不安に駆られているであろう直前期の保護者の皆様に向けて、いくつかアドバイスを。

題して「直前期10の掟」。

1.親の受験ではない!合格して喜びたいのは親だけ。

・・・こどもは初めての体験だからそれほどよくわかっていません。親が喜べばこどもも喜ぶ、という感じ。親が「自分の受験」と勘違いしないこと。

2.小学生は、受験生である前に小学生。

・・・こどもは受験直前でも焦ったり慌てたりしません。そのことに対して親が慌てないこと。むしろ、「受験生らしくない」=「正常」と捉えましょう。「受験生らしさ」なんて大人が勝手に作り出したイメージです。

3.模試結果を見て志望校を変えない。

・・・模試はあくまで模試。自分の志望校の傾向に沿っているわけではありません。模試成績は参考程度に!

4.ケアレスミスは絶対にする。

・・・ケアレスミスがなくなることはありません。ただし減らすことはできます。くわしくはこちら(算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本)。

5.過去問はあくまで過去問。

・・・良くも悪くも、過去問通りの結果が出るわけではありません。信じすぎないように!

6.最後まで基本重視で。

・・・残る期間の過ごし方。最後まで基本に立ち返ること。4年生、5年生の内容でわからないことがあればもう一度初歩から。

7.苦手教科をあきらめない。

・・・得意なものを伸ばすのも重要ですが、ここまできたらもうあまり伸びません。中学受験だからこそ、苦手教科をまだまだ伸ばしましょう!特に理社はこれからでも偏差値5~10アップできます。

8.前向き発言を心がける。

・・・「○○しないと落ちる」よりも「○○すれば受かる」ですね。

9.色々な教材に手をつけない。

・・・よく言われることですが、新たな問題集などに手を出さず、これまでやってきた教材の解き直し、見直しに時間をかけることが合格への近道です。

10.中学受験は通過点。

・・・月並みですがこれは真実です。日々私立中高生を多く指導していると本当に思います。結局は入ってからが勝負。目先の入試合格だけでなく中学入学後のことを真剣に考え始めるべき時期だということを忘れずに。

ではこれをご覧の皆様のお子様の健闘をお祈りして。

きょうはこれにて失礼します。